2014年7月
第18回 日本ミステリー文学大賞新人賞 一次予選を通過
岡辰郎 名義
2013年7月
第12回 『このミステリーがすごい!』大賞 一次予選を通過
21/457
岡辰郎 名義
2013年4月
第59回 江戸川乱歩賞 二次予選を通過
28/397 岡辰郎 名義
2012年9月
第16回 日本ミステリー文学大賞新人賞 一次予選を通過 岡辰郎 名義
2012年7月
第2回 アガサ・クリスティー賞 一次予選を通過 岡辰郎 名義
2010年0月
第9回 『このミステリーがすごい!』大賞 一次予選を通過 岡辰郎 名義
2000年2月
第17回
サントリーミステリー大賞
優秀作品賞受賞
優秀作品賞を受けました。授賞式の模様です。
私は、真ん中近くの一番背が低いオヤジ。左から、浅田次郎氏、逢坂剛氏、右から藤原伊織氏、北村薫氏、林真理子氏です。直木賞作家がずらりと並んだ、息詰まる選考会でした。しかし同伴した娘の分も旅費を出してもらえたので、翌日からはゆったりと遊べました。実質的には落選ですから、しばらくは落ち込みましたけどね。
目の前にあった賞金1000万円を取り逃がしたショックは、大きいです。ちなみに、優秀作品賞の賞金は30万円、副賞はサントリーウイスキー「響」の30年物でした。
1996年1月
第16回
横溝正史賞
ノミネート
アイヌ民族の歴史と北方領土問題を背景にした仮想歴史ミステリーが最終審査対象の四作に入りました。しかし、審査員からは酷評を。特に、森村誠一氏から叩かれました。この作品、第2回歴史群像大賞の奨励賞も受けていますので、作品の使いまわしにご立腹のようでした。
しかし、奨励賞といってもノミネートされなかった作品への賞です。しかも、応募の際にそれを明記し、角川書店側が了解した上でのノミネートでした。一審査員が主催者の判断に異を唱えるのはいかがなものでしょう。出版者としては、有力作家の意向には逆らえないんでしょうが……。私としては、作品自体の質を検討してもらいたかったところです。
とはいえ、今になって振り返れば欠点だらけの作品でした。ほとんどの審査員の評価は、的を射ています。それでも、アイデアだけは強力だと信じています。ライフワークにしたいシリーズの、第1作でもあります。今では何度か加筆し、当時の倍近くのボリュームになりました。いつか書店に並ぶ日を夢見て、さらに練り直しを続けています。
ちなみに、賞金1,000万円を取り逃がしたのが一番悔しいことです。期待していたのに……。
1995年7月
第2回
歴史群像大賞
奨励賞受賞
「歴史」を主題にした仮想ミステリーで奨励賞を受けました。ノミネートにもれた中から、そこそこの作品に与えられた賞ですから「努力賞」といったレベルでしょう。それでも、編集長の評価が高く、最後まで選考に残っていたそうです。
アイヌ民族の歴史と世界史の200年分を冷戦末期の米ソ対立にからめたストーリーで「スパイ物」の印象が強かったことがマイナス評価につながったようです。私としてはエンターテイメントが書きたかったので、派手さを追いました。結果的にそれが足を引っ張りました。
しかし、書きたいものを書くしかありません。どれだけ酷評されても、この路線を突っ走っていくつもりです。